2024年5月一番茶終了しました!

茶畑

先日5月12日に一番茶の製茶が終了しました。

3月から大磯町の新植茶園での捕植準備から始まり、南足柄の茶畑の筍との戦い、お茶刈り前の蔓取り、お茶を刈っては製茶を繰り返し、ようやく一旦終了です。

当園(髙野茶園)は非常に規模の小さい兼業茶農家ではありますがそれでも一番茶の時期は「湘南紅茶すずか」と「湘南紅茶はなゆらか」の製造があるため、大忙しです。

気づくと筍がにょっきっき…💦

かまきりの赤ちゃん

かたつむりの赤ちゃん

製茶について

お茶刈前に混入しないように蔓や草、落ち葉などを取り除きます。

写真➡のヘクソカズラは名前の通り「屁」臭いので、混入すると大変!
必死に取り除きます。

他にも笹やら山芋の蔓やら、木の上から落ちてくる葉っぱなどもたくさんあるため結構時間がかかる作業です。

お茶刈前の茶畑です。

他にもいくつか茶畑があるため、毎日蔓取りなどをお茶刈前まで行います。

刈り取った茶葉は蒸れないように熱を持たないように、素早く軽トラに乗せて、工場へ。

頑張って取ってもどうしても混入してしまう蔓などをふるい分け、日光(日干)萎凋を行います。

その後静置萎凋(日陰の涼しい所に翌日まで置いておきます)

翌日良い感じに水分が抜けたところで
揉捻します。

良い感じに揉めたら乾燥へ。

一番茶を終えて

私(妻)は今年5年目の新茶期です。
1回目から比べると、少しだけ色々なことが見えてきたように思います。
(最初は何をしているのか逐一分かりませんでした…💦)

本当に髙野茶園は小さな小さな、末端の茶農家です。
茶農家と名乗って良いのか分からないレベルです。

ですが、「やぶきた」という紅茶には不向きと言われる品種での最大限を目指して精一杯日々試行錯誤しています。
それはとてもとても楽しく、豊かな時間です。

ここからは虫たちが増え、暑くなり、畑作業も危険が伴うようになってきます。
雑草くんたちも元気いっぱいに育ってくれます。。
それでもお茶と共に過ごす時間は幸せ。

今年の一番茶も怪我なく、無事に終えることが出来て感謝です。
応援してくださるお客様、友人、親戚、新茶の時期にいつも手助けをしてくれる義父母…この場を借りて厚く御礼申し上げます。

今年製茶した紅茶は少し寝かせて、味や香りが安定してから販売させていただきます。
また改めてお知らせいたしますが、ネットショップをご確認いただけますと幸いです。
※現在販売中のものは2023年のものとなります。ご了承ください。

今後ともお茶の店ニルマーネル(販売店)、髙野茶園(製造部)をよろしくお願い致します。



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