2025年3月号の月刊「茶」に、髙野茶園とお茶の店ニルマーネルのことを取り上げていただきました。
「茶」の専門誌として明治時代(当時は「茶業界」)から今も茶業界の方に愛され続けている月刊誌です。
筆者の横田さんから下書きを見せてもらった時は自分達のことではないようなくすぐったさがありました。それよりも、お伝えしたことが間違えていないか、言葉が適切かなどが気になってしまっていました。
本になって手元に届いてようやく少し客観的に読むことができ、しばらく夫と私がそれぞれ歩んできた道のりを思い返していました。
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3.11
この日は夫にとっても私にとっても様々な感情が去来する日です。
直接的に被害に遭ったわけではないものの、髙野茶園(夫)は茶業をストップせざるを得ない状況になり、紅茶専門店ニルマーネル(妻)は震災翌日(3/12)に移転オープンのため眠れない日々。
メディアで繰り返し流される恐ろしい震災の被害を目にし、先行きの不安を感じずにはいられませんでした。
ですが、もしこの日がなかったなら…
我々はこの後、出会うことはなかったでしょう。
そんなストーリーから、現在の活動、今後の展望などについて細やかに書いていただきました。
お互いにもがき続けてきた14年目の3月の掲載に、どこか不思議な縁を感じます。
何も持っていない無力な二人が一緒に歩むことを決めてからまだたったの6年弱。
規模も小さく、まだ胸を張って「茶農家です」とは名乗れません。
様々な方たちのお力をお借りしながら、ヨチヨチ歩きで進んでいます。
悲しみや苦しみは2分の1
喜びや楽しさは2倍
そんな毎日です。
髙野茶園&ニルマーネルとしてこれから先も私たちのペースでお茶の道を歩んで行きたいと思います。
丁寧に取材をし、何度もリライトをしてくださった「いずみや茶舗」の横田智さん、私達のような小さな茶園をご掲載くださった月刊「茶」の皆様に心より感謝申し上げます。
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私も久しぶりに年間購読させていただくことにしました。
札幌にいたころ何度か購読しておりましたが、農家見習いになってから読むとまた違った側面から見ることができて面白いです。(製茶機械の広告とかも隅々まで読んじゃいます。笑)
髙野茶園とニルマーネルの記事を読んでみたい、という方がおられましたら3月号のみ購入することも可能だそうですのでご案内します。(1冊580円とのこと)
お問い合わせよりご連絡いただけますと幸いです。詳細を追ってお送り致します。
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