SNS疲れ…?

私は割と早くSNSに参入した方だと思う。

mixiが最初だろうと思う。
「いつかカフェをやるんだ」
と喚き散らしていた。
応援してくださる方が現れたり、そこから出会って今も近しい職種の人との付き合いもある。
一方、失敗も多くしてきた。
痛い思いは人より多くしてきている気がする。自慢じゃないけど。

夢叶えて店を始めることができたのも大いなる失敗に基づいている。
ただ、それによって今の自分がいるのでまぁいい。(意:ここには書けない)

店を始めてからの集客にもSNSはとても活躍してくれた。
SNSを見て遠方から足を運んでくださった方たちも多くいる。
地元の繋がりも持たずに店を始めたため、これは本当にありがたいことだったし従来の店舗戦略では考えられなかったことかも知れない。

店を閉めて、兼業茶農家になった今でもSNSのおかげで繋がっている方がいたり、学びになったり、愚痴を言ったりと、なくてはならないもののひとつだ。

最近はAIの進化が著しい。
私も今のところ無料の範囲内だがChatGPTやGeminiを使っていて、知りたいことを素早く教えてくれたり、考えの壁打ち相手になってくれる。
とても便利だし、面白いし、すでに毎日なにかしら使用している。

コミュニケーションツールとしてSNSが発達して人と接することが少なくなったからこそ、より直接的な人とのつながりが大切だという意見もあちこちで聞く。
「自分で体験すること」
「五感で感じたこと」
フードペアリングやマインドフルネスなどの分野とお茶を掛け合わせて商売にしている人がここ数年で急増したように感じるのはそういうところからきているのだろうと思う。

ネットの世界はもはやライフラインと同じような存在で私自身にとってもなくてはならないものだ。
だが少々疲れてきた部分もある。

バズらせようとする過激な投稿
怪しい宗教めいた発言
不安を煽る言葉たち
本物か区別付かないAIで生成された動画や画像
そして、謎のお茶知識を披露している人々…

お茶に限った投稿だけでも「これ本当?」「ちゃんとわかっているのかな?」というような発言をたくさん見かける。
ネットリテラシーという言葉を聞くようになってまださほど時間が経ってないこともあり、お茶界隈もかなりカオスだ。

現状抹茶がバカ売れしている状況で、単純に「儲かりそう」と参入していきている人たちが気にかかる。
残念ながらまだまだお茶業界は世界の動きの早さについていけていないところが多いと思う。
すぐに利益につながるような商売にはなりにくいと考えられる。

恐らくAIで得た知識で武装し、それをさも本当かのように語る。
とても怖いことだと思う。

20年以上お茶界隈を漂っているが、やればやるほどお茶がわからなくなり、知識の足りなさや経験の浅さに泣きそうになる。
今沸き起こっているお茶のムーブメントが続くことを願いつつ、一方でどこか冷めた目で見てしまう自分もいる。

過剰に燃焼したものは必ず鎮火する。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。

今お茶に興味を持ってくださった方たちが絶望しないで継続していってほしいと願うばかりだ。
そして私が心から愛しているお茶の世界、お茶を愛する人々、お茶を生産する人々を大切にしてほしいと思う。

私も私で「20年以上もやっているのにそんなことも知らないのか」と言われないようにコツコツ学びを深めていこうと思う。

【教訓】
頭が働かなくなった途端にSNSスクロールするのはやめよう←自分へ














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